2012/11/07[スポニチ]柏 日本代表ＤＦ栗原に食指、守備陣補強へ既にオファー
2012/11/07[スポニチ]横浜は引き留めに 栗原に「チームの顔 来季も不可欠な戦力」
2012/11/22[スポーツ報知]栗原、柏からのオファー断り残留…横浜Ｍ
2012/12/08[スポーツ報知]栗原、一生マリノス！不満はない…横浜Ｍ
2012/12/08[ザ・ヨコハマ・エクスプレス]栗原勇蔵、残留の真相/横浜愛を貫く [契約更改情報] 藤井雅彦
2013/01/25[横浜F･マリノス]2013年度 契約更新選手について
▼2012/11/07[スポニチ]柏 日本代表ＤＦ栗原に食指、守備陣補強へ既にオファー
昨季のリーグ覇者・柏が、横浜の日本代表ＤＦ栗原勇蔵（２９）の獲得に動いていることが６日、分かった。
関係者によると、柏は来季の覇権奪回に向けてＤＦ陣の強化を目指しており、Ｊ屈指のセンターバックに白羽の矢を立てたという。
栗原には他のＪ１クラブも興味を示しており、横浜を含めた激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。
横浜と単年契約を結ぶ栗原は今オフの移籍市場で目玉とされていた。
柏もザックジャパン不動のセンターバックをリストアップ。関係者は「既に獲得オファーも出した」と明かした。
柏は昨季、Ｊ２昇格からいきなりリーグ初優勝という快挙を達成した。
だが、今季はＡＣＬ出場によるハード日程の影響などもあり、出だしでつまずいたのが響き、現在勝ち点「４５」の６位。
ＡＣＬ出場権を得る３位の可能性は残されているが、リーグ連覇は絶望視されている。今季は失点が４７で既に昨季の４２を上回っており、来季の巻き返しに向け強化部はＤＦ陣の強化が不可欠と判断した。
強じんなフィジカルが自慢の栗原は、本職の守備だけでなく、セットプレーでは高さを生かした貴重な得点源となっている。
６月８日の１４年Ｗ杯アジア最終予選ヨルダン戦で代表初得点を記録すると、続く６月１２日の同オーストラリア戦でも得点。
日本人ＤＦ初となるＷ杯予選での２戦連発を記録するなど、ザックジャパンでも確固たる地位を築き、日本を代表するセンターバックに成長した。
▼2012/11/07[スポニチ]横浜は引き留めに 栗原に「チームの顔 来季も不可欠な戦力」
昨季のリーグ覇者・柏が、横浜の日本代表ＤＦ栗原勇蔵（２９）の獲得に動いていることが６日、分かった。
栗原の去就について関係者は「横浜もチームでただ一人の代表選手で、中村、中沢らと並ぶチームの顔を来季も不可欠な戦力としている」と指摘する。
クラブは全力で引き留めを図る方針だが、その他のＪ１クラブも獲得に興味を示しており、今後は激しい争奪戦に発展しそうだ。
◆栗原 勇蔵（くりはら・ゆうぞう）１９８３年（昭５８）９月１８日、神奈川県生まれの２８歳。
原ＦＣ、マリノスジュニアユース、同ユースを経て、０２年にトップチームに昇格。５月３日の浦和戦でＪ１通算２００試合出場を達成。
代表デビューは０６年８月９日のキリンチャレンジ杯トリニダード・トバゴ戦。国際Ａマッチ通算１２試合２得点。血液型Ａ。１メートル８４、８０キロ。
2012/11/22[スポーツ報知]栗原、柏からのオファー断り残留…横浜Ｍ
横浜Ｍの日本代表ＤＦ栗原勇蔵（２９）が柏からの獲得オファーを固辞し、来季残留することが２１日、決定的になった。
柏関係者によると、今季限りで横浜Ｍと契約満了となる栗原をＤＦ強化のキーマンと期待した柏は、推定年俸７０００万円の２年契約を提示し、水面下で交渉を続けてきた。だが、今月中旬の回答期限までに栗原側が残留の方針を伝えたという。
再オファーする可能性もあるが、ユース時代から一筋で「マリノスが大好き」という武闘派ＤＦは、来季の名門Ｖ奪回に尽力することになりそうだ。
▼2012/12/08[スポーツ報知]栗原、一生マリノス！不満はない…横浜Ｍ
横浜ＭのＤＦ栗原も１回目の契約更改交渉に臨んだ。
シーズン中に柏からオファーをもらっていたが、すでに断り済み。「ずっといるクラブだし、昔からの信頼関係みたいなのはある。不満もない」。
代理人も「一生マリノスって言っています」と話すなど、人一倍トリコロールのユニホームへの思い入れが強い。クラブへの要求も「いろいろあるけれど、普段から話はしているから」と問題はなさそうだった。
2012/12/08[ザ・ヨコハマ・エクスプレス]栗原勇蔵、残留の真相/横浜愛を貫く [契約更改情報] 藤井雅彦
栗原勇蔵『横浜愛を貫く覚悟』
最終節の翌々日から3連休を挟み、チームは天皇杯4回戦に向けて練習を再開している。この時期は練習と並行して契約更改が行われる時期であり、それはマリノスも例外ではない。すでに6日から交渉は始まっており、7日に一人の目玉選手が交渉の席に座った。日本代表の栗原勇蔵である。
すでにスポーツ紙で報じられているように、彼の下には昨年のチャンピオンチームである柏レイソルから獲得の正式オファーが届いていた。今年いっぱいでマリノスとの契約が切れる栗原には違約金がかからないため、柏にしてみれば高額とはいえ年俸のみを捻出すればよかった。「ネルシーニョは代表クラスの選手を求めている」と柏関係者は明かす。
この話がメディアを通じて初めて報じられたのは11月7日のアウェイ神戸戦当日であった。試合当日にこのような報道が出るのはデリカシーに欠けていると言わざるをえないが、本題から逸れるのでそれはまたの機会にするとしよう。何はともあれ今オフの“目玉商品”に対して、柏はいち早く反応したというわけだ。
栗原の下にオファーが届いたのは10月下旬である。ネルシーニョ監督が直々にラブコールを行ったのも事実だ。柏は日本人選手としてはクラブ史上最高金額の複数年契約を提示したという。これ以上はない、最高の条件のオファーと言えるだろう。
しかし問題は、返答期限まであまりにも時間が短かった点にあった。当初、柏側は栗原に対して10月いっぱいの返答を希望していた。しかし、あまりにも時間がなさすぎた。栗原にしてみればプロとして11年間過ごしたクラブを離れるか否かの重要な決断であり、横浜生まれ・横浜育ちの彼にとっては、まったく知らない土地に身を委ねることになるのだ。柏にしてみれば、栗原獲得を断念した場合、次の候補に狙いを定めなければいけない。争点であり、駆け引きでもある。
困り果てた栗原は返答期限の延長を求めた。こうして新たに決まったXデーは、栗原が日本代表としてオマーンに旅立つ11月8日、つまり神戸戦翌日である。栗原は限られた時間の中で頭を悩ませた。マリノスの未来を案じ、柏に移籍した自分の姿を想像した。個人としては2014年にW杯ブラジル大会が控えており、限られた切符を手にするチャンスもおおいにある。そういった状況で籍を移すべきか否か。29歳となり、30歳が迫った男は考えた。
こうして出した答えは『NO』であった。
7日の契約交渉後、栗原がこの一件について初めて公の場で口を開いた。
「シーズンも終わっていないときだったし、まだ柏との試合もあった。それにオレはマリノスを出たいなんて言ったことは一度もない」
今後、新たに獲得に名乗りを上げるクラブがあるかもしれない。それについても本人は「ないでしょ」と一蹴。つまり彼の心は決まっているのだ。
「ずっといるクラブだし、昔から信頼関係のようなものもある。評価されていないと感じたこともない」
来シーズンも、栗原勇蔵はトリコロールのユニフォームに袖を通す。マリノスの勝利、そしてタイトルのために戦うことを決意した。
▼2013/01/25[横浜F･マリノス]2013年度 契約更新選手について
横浜Ｆ・マリノス所属の中澤佑二選手、栗原勇蔵選手が、2013年度の契約を更新いたしましたので、お知らせいたします。
栗原 勇蔵 (KURIHARA Yuzo)
◆ポジション： ＤＦ
◆出身／生年月日： 神奈川県／1983年9月18日
◆身長／体重／血液型： 184cm／78kg／A型
◆経歴： 原小（原ＦＣ） − 原中（横浜マリノスジュニアユース） − 旭陵高（横浜Ｆ・マリノスユース） − 横浜F・マリノス
◆国際Aマッチ出場： 13（得点 2）
【過去ログ】
[契約更新]栗原勇蔵（くりはら ゆうぞう）[2008-2009横浜F・マリノス人事往来]
[契約更新]栗原勇蔵（くりはら ゆうぞう）[2010-2011 移籍/新加入/契約更改]
[契約更新を発表]栗原勇蔵（くりはら ゆうぞう）[2011-2012 移籍/新加入/契約更改]
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