2011/07/07 横浜、獲得オファーを出す準備と報道(報知)
2012/01/19 鹿島が獲得オファーと報道(報知)
2012/02/08 2/8から宮崎キャンプに参加と報道(スポニチ)
▼2011/07/07[スポニチ]中田英寿以来の争奪戦!!植田直通 10を超えるクラブが獲得名乗り
U―17W杯メキシコ大会で18年ぶりに8強入りした日本代表が6日、帰国した。
予想以上の活躍ぶりに、各選手の評価も高騰。1メートル85の長身DF植田直通(16=大津)には浦和、横浜、福岡、J2FC東京など10を超えるクラブが獲得に乗り出していることが判明した。
高校生に2桁のクラブが動くのは、95年に平塚(現湘南)入りした中田英寿以来。
大型DFをめぐり“ヒデ級”の争奪戦が繰り広げられる様相となった。
メキシコの快進撃が日本の若き大型DFに対する争奪戦に火をつけた。
U―17W杯の5試合にフル出場し、過去最高に並ぶ8強進出の原動力となったDF植田の評価がJリーグの各スカウト陣の間で高騰。
複数の関係者によると、横浜、浦和、福岡、J2FC東京などが続々と獲得に乗り出していることが判明した。
あるスカウトは「既に10を超すクラブが獲得に動き始めた」と明かした。
プロ入りが13年春となる高校2年生に対しては、異例とも言える評価の大きさだ。
植田は1メートル85ながら50メートル走は6秒2と俊足で、個人技に優れたブラジルが相手でも1対1では互角以上だった。
そのインパクトは絶大。
過去には93年のU―17世界選手権(現U―17W杯)で頭角を現したMF中田英(韮崎高)が95年に11クラブからオファーを受けた末に平塚入りしており、植田に対する評価はまさに“ヒデ級”。
日本協会関係者はU―18代表への飛び級招集も示唆した。
「ブラジルにあと1点まで迫ったことは自信になる。高さでは負けなかったし、自分の中ではやれるという感覚が生まれた。A代表に入って、W杯でブラジルに勝って優勝したい」。
植田は早くもリベンジを誓った。これまで世界に通用する大型DFがいなかった日本サッカー界にとって、楽しみな16歳が現れた。
▼2011/07/09[報知]U―17DF植田、高2でJ内定あるぞ…5クラブ争奪戦
U―17W杯(メキシコ)に出場したU―17日本代表が6日、成田空港着の航空機で帰国した。
ベスト8進出に5試合フル出場で貢献したDF植田直通(16)=熊本・大津高=について、横浜M帰国や名古屋などJリーグ5クラブが獲得を検討していることが判明した。
高さ、強さ、速さの三拍子そろった逸材。青森山田から鹿島に加入したMF柴崎岳(18)以来となる高校2年でJリーグ加入が内定する可能性もある。
U―17W杯8強入りの原動力を、Jクラブが放っておくはずもなかった。
センターバック(CB)として全5試合フル出場した大津高2年のDF植田。
関係者によれば、すでに名古屋、横浜Mが獲得オファーを出す準備を進め、他にも関東の強豪3クラブが13年加入選手として獲得を検討中で、高校2年でプロ入りが内定する可能性もあるという。
植田は185センチの体格を生かした高さ、対人への強さ、そして手動時計で50メートル6秒1のスピードも兼ね備える。
また、小学5年の時に、テコンドーで全国3位になった実績を持つなど、精神面の強さも折り紙付き。
大津高入学後、自転車で転倒し、頭を10針縫い、数日後に試合でプレーしたこともある。ここまでCBの資質がそろった選手は、なかなか見られない。
あるクラブのスカウト担当は「高さ、強さ、速さの三拍子がそろった選手。そういうセンターバックはいない。気持ちの強さもある。いろいろなクラブが注目している」と断言する。
今後、他のJクラブから獲得オファーが殺到するのは確実で、夏以降には、オファーを受けたクラブに順次、練習参加をしていく予定もある。
植田は「W杯(U―17)前は大学に行く思いが強かったけど、今は(プロ入りか、大学進学か)半々くらいになってきた。早く決めたい」と明かした。
心変わりのきっかけは、2―3で敗れた準々決勝ブラジル(3日)。
「もう一度、W杯でブラジルとやりたい。できるだけ上を目指したいし、A代表を狙っていきたい」。スーパー高校2年生を巡る争奪戦は今後、し烈を極める。
◆植田直通(うえだ・なおみち)1994年10月24日、熊本・宇土市生まれ。16歳。
幼少時からテコンドーに励み、小3でサッカーを始める。当初は攻撃的なポジションを中心にプレーしていたが、大津高進学後、本格的にセンターバックを務めるようになった。
家族は両親、姉、妹。185センチ、73キロ
◆柴崎は鹿島と異例5年契約
◇高校2年でプロ入り内定例
10年1月、当時青森山田高2年だったMF柴崎岳が、鹿島入りを決断した。ルーキーとしては異例の5年契約を締結。
柴崎はその期待に応え、福岡戦(4月29日)でリーグ戦デビューを果たすと、すでに7試合(7月7日現在)に出場するなど、チームの戦力になっている。高校2年でプロ入りが内定したのは柴崎だけ。
能力の見極めに時間が必要でクラブがオファーを出すのは、大半が高校3年になってから。
だが、昨今は優れた人材がクラブの下部組織に流れ、優秀な高校サッカー部所属選手は減少傾向にある。
年々、スカウト競争はし烈を極め、オファーを出すタイミングは早まってきている。
▼2012/01/19[報知]U―17代表DF植田に獲得オファー…鹿島
鹿島がU―17日本代表DF植田直通(17)=熊本・大津高2年=に獲得の意思を伝えたことが18日、分かった。
クラブとして同校の平岡和徳監督に意思表示したもので、高2の段階で意思表示するのは異例。植田は昨年U―17W杯(メキシコ)でベスト8に進出したU―17日本代表でセンターバックの主力を務めた。
185センチの高さ、当たりの強さのほかに、足元の技術、50メートル6秒1の俊足を兼ね備えた逸材。
すでにJ1の5クラブ以上が興味を持っており、最終的に争奪戦になることは必至だ。
これまで鹿島はFW大迫(09年加入)、MF柴崎(11年加入)の争奪戦を制した経緯と、植田の間違いない力を高く評価し、この時期の“オファー”になった。
2012/02/08[スポニチ]U―17日本代表DF植田 横浜の練習に2度目の参加
U―17日本代表DF植田直通(17=熊本大津高2年)が8日から横浜の宮崎合宿に参加する。
身長1メートル85の高さと50メートル走6秒1の速さを兼ね備えたセンターバックで、既に鹿島、浦和、FC東京など複数のクラブが争奪戦を展開。
横浜への練習参加は2度目で、今回は11日のJ2福岡との練習試合に出場する可能性が高い。
▼リンク
2011/06/08[大津高校サッカー部応援ブログ]選手紹介C 植田直通
2011/07/06[大津高校]サッカーワールドカップ U−17 2011メキシコ大会について