2010年10月30日

[契約更新]木村和司監督[2010-2011 移籍・加入情報]

【ダイジェスト】
2010/10/29 契約更新を発表(横浜F・マリノス)
2010/10/30 3年契約の見通しと報道(サンスポ)

▼2010/10/30[サンスポ]岡ちゃん超え!横浜M・和司監督、3年契約へ
“ワシ流長期政権”で名門再建に臨む。
横浜Mは29日、木村監督の来季契約更新に合意。
契約の詳細は今後詰めるが、嘉悦朗社長は「契約年数は複数年と考えています」と明言した。

横浜Mは来季から『MAP13』と題した経営改革を断行。
着実に経常利益を増やすプランを13年までの3年計画で実行する。
同社長は複数年契約の理由を「ウチの事業計画と連動させる」とし、3年間の長期契約が結ばれる見通しとなった。

また、同社長は続投決定の理由に、(1)攻撃的で魅力的なサッカーをブレずに志向
(2)助言を受け入れる柔軟性(3)若手の登用など公平な選手起用−の3点を挙げた。
観客動員もJ1首位の20%増で推移しており、「名監督といわれるようになってほしい」と期待。
現在は12勝6分け9敗の勝ち点42で8位にいるが、来季の目標については
「ACL圏内というのは1つの明確な線ではある」と、リーグ3位以内が目安になりそうだ。

合計4年間の指揮なら03年−06年途中まで指揮した岡田武史氏を超え
クラブ最長政権となるが、木村監督は「成績が悪ければ自分から辞める」。
解任時に違約金が発生しない契約が有力で退路も断つ。
「ワシの名前は『和を司る』。みんな幸せになれればいいね」。
監督業1年目を経て、勝負の2年目を迎える。


▼2010/10/29[横浜F・マリノス]木村和司監督 契約更新についてのお知らせ
トップチーム木村和司監督との来シーズンの契約について
更新することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

監督 木村 和司(きむら かずし)

■生年月日:
1958年7月19日

■出身/学歴:
広島県/広島県立広島工業高校−明治大学

■選手経歴:
1981年〜1992年 日産自動車サッカー部
1993年〜1995年 日産F.C.横浜マリノス

■指導経歴
2010年〜 横浜F・マリノス

[デイリースポーツ]和司体制で「サッカー界の阪神」目指す
J1横浜Mは29日、木村和司監督(52)の来季続投を発表した。28日に複数年契約(年数未定)で合意した。
今季から単年契約で古巣の監督に就任したが、経営面での中期的な成長戦略
「MAP(マリノス・アメージンググロース・プラン)13」と連動し、腰を据えた指導で名門復活に着手する。

横浜Mが和司体制で「サッカー界の阪神タイガース」を目指す。
嘉悦社長は現在8位と中位をさまよう中で続投を決めた大きな理由として
「監督が目指す攻撃的、魅力的なサッカーが、クラブの3カ年成長戦略に合致する」と説明した。

MAP13は観客数増加を目指す3年計画。
成績や在籍選手に左右されない安定的な集客の獲得を目指すもので、
同社長は「勝っても負けても応援される阪神タイガースが理想」と言う。
一貫して攻撃サッカーを目指し、実現のための修正策や若手育成の手腕を持つことなどを評価し、
木村監督にタクトを託した。また下條チーム統括本部長の留任も決まった。

一時は糖尿病などの健康不安もささやかれた木村監督だが、
毎日のランニングや食事療法で8キロも減量して現場への執念も見せた。
練習後の選手に続投を伝えたら「ほとんどのやつが嫌な顔しよった」と冗談も出たが
「監督業の楽しみも分かってきた。ワシの考えが入ることで強くなればいい」と笑顔だった。


[神奈川新聞]横浜M:木村監督が来季続投、複数年契約で合意
Jリーグ1部(J1)横浜Mは29日、木村和司35件監督(52)の来季続投を発表した。
前日に嘉悦朗社長(55)と会談して複数年契約で合意したというが、契約年数は明らかにしなかった。

木村監督は「責任感がまた出てくる。(選手には)残りのリーグ7試合と、
天皇杯も正月までいく覚悟でやってほしい。一日一日が勝負」と話した。

今季の横浜Mは、第27節を終了した時点で12勝6分け9敗の8位。
昨季の同時点に比べ勝ち点で5、勝利数で3上回っている。
嘉悦社長は監督のチームづくりや指導力について、
「結果はまだ未知数だが、プロセスには手応えを感じている」と評価した。

また、下條佳明チーム統括本部長(56)も複数年での契約更新が決まった。

◆攻撃的サッカーに手応え
「ミスターマリノス」が来季も指揮を執ることが決まった。

優勝争いを目標に掲げた就任1年目。
戦線に加わることはできなかったが、夏場に大きく勝ち越し、一時は上位に肉薄した。
ただ、ACL圏内が射程圏とはいえ、現在の8位は昨季の10位と大きく変わらない。

それでも複数年契約を結んだのはなぜか。
嘉悦社長は、この1年間模索した攻撃的なサッカーが「クラブの理念に合致すること」を1番目の理由に挙げた。

指揮官自ら「ちゃぶる」(広島弁で翻(ほん)弄(ろう)するの意味)との言葉を使い、
練習から徹底してシュートの意識を植え付けた。“中位低迷”脱出を目指した攻撃のテコ入れで、
シュート数が現在トップの川崎と15差の394となるなど成果が出た。
同社長は「精度は課題に残るが、意識は改善されている」と話す。

また、今季のここまでのホーム観客動員数平均2万5894人は、
昨季のシーズン平均に比べて約3千人増。経営的にも、クラブは手応えを感じているようだ。

2004年にリーグ優勝して以来、これまで5度の監督交代劇があった横浜M。
ともかく複数年での契約がまとまったことは、若い選手が多いチームの底上げ、成長には追い風となるだろう。

【Weblog】
[監督]木村和司(きむら かずし)[2009-2010横浜F・マリノス人事往来]
[最終更新日:2010/11/28]
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