ワルデマール・オリヴェイラ監督/岡山一成選手(浦項)
前日記者会見でのコメント(10.04.26)
●岡山一成選手(浦項):
「明日は、自分たちにとってリーグ1位をかけた闘いになると思う。
アデレードの結果は気にしないで、自分たちが勝つことだけを考えて戦いたい。
広島はリーグ突破の可能性はなくなったわけだけど、
ホームということもあるし、勝利を目指して戦ってくる。
それ以上の気持ちを持って、挑みたい」
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さらに岡山劇場が始まった模様(w
(中略)
---会見はここで終了したが、その後、岡山選手が
「僕に聞きたいことはないですか」と報道陣にアピール。
急きょ、岡山選手の囲み取材が始まった。
Q:デビュー戦がこの広島ビッグアーチ、横浜マリノス時代の
対広島戦だったんですね(1997年9月6日)。
岡山一成選手:
「そうです。途中出場だったんですが、そこで初ゴールも決めて
逆転勝利に貢献できたんですよ(当時、横浜マリノスの
FWだった岡山選手は88分に同点弾を叩き込み、Vゴール勝ちにチームを導いた。
そこから岡山は全て途中出場で3試合連続ゴールを記録)。
Kリーガーとしては、昨年は国立に行くことができたんですが、
日本のチームとはやっていないんですね。
だから明日、試合に出れば、日本では初めてKリーガーとして戦うことになるんです。
まあ、試合に出るかどうか、それはわかりませんが、出る機会があれば頑張りたい」
Q:広島の印象は?
岡山一成選手:
「チュンソン(李)がいるだけでなく、中島浩司さんとも
小・中と同じで一つ上の先輩だったんです。
その時からすごく上手い人でしたね。性格も自分とは対照的で(笑)。
互いにこの年までサッカーをやれて良かったな、と思います。
広島と共にJ2でJ1を目指して戦っていたことが印象的です。
川崎F(2003年)や仙台(2008年)の時代ですね。
そういうチームがACLに出るってことは本当に凄いけれど、僕も凄いでしょう(笑)。
だから、本当は広島と一緒に上に行きたかった。
ただ、僕らも1ポイント・1ポイントを大切にしていた。
実は浦項も最初にACLに出た時は結果を出せなかった。
その経験を受けて、予選の闘い方を学んで、去年優勝までいけたんです。
広島もこの悔しさをこれからのシーズンにぶつけて、
来年ACLに出てくれば、行けるんじゃないかな。
でも、明日だけは、浦項に勝たせてほしい」
Q:岡山さんと言えば「サンフレ劇場」を槙野選手たちが発案した、
そのきっかけになった人ですね。
「岡山劇場」がヒントになったと言っていました。
岡山一成選手:
「そうらしいですね(笑)。槙野くんが浦項に来た時に、僕にそう話してくれました。
『岡山さんの劇場を見て、いいなと思って僕たちも始めた』
と言ってくれたのは、嬉しかったです。
僕はJリーガーとしてのキャリアは一度終わった選手ですが、
こうやってJリーグに何かを残せたんだな、と思いましたね。
実は浦項で勝った時、ロッカールームに戻ろうとするとサポーターが拡声器を渡してきたんです。
YouTubeで見ていたみたいで(笑)。
だから、浦項でもやっているんですよ。オカヤマ・クッチョン(岡山劇場)って言われて(笑)。
広島の劇場もいいですね。
かぶりものとかも被っていて、面白そうだなって。
土曜日に試合をしたばかりですが、いつ呼ばれてもいいように、
コンディションは整えています」
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今日の試合は、BS朝日で18:55〜で中継がある模様
広しm…一成ファンは要チェックで!
[2010/04/27(Tue)]