横浜が来季新加入選手として韓国・釜慶高の
DF丁東浩=ジョン・ドンホ=(18)を獲得することが濃厚になった。
U―19韓国代表候補の経験もある丁は主に右サイドバック、右MFをこなす。
身長1メートル75、体重67キロで、スピードと正確なクロスが魅力。
31日に開幕するU―19アジア選手権メンバーからは外れたが、
韓国Kリーグの複数クラブが興味を示す逸材だ。
海外志向が強く、今春には流通経大に短期留学し、横浜と新潟の練習に参加。
横浜は来月上旬に丁に再来日してもらい、プレーを最終確認した上で契約する方針だ。
ここ数年の横浜はマルクス、ロペスらJリーグで実績のある外国人を獲得してきたが、機能しなかった。
木村監督は「外国人が二番せんじではダメ。しっかりと海外から選手を獲れるようにならないと」と話した。
来季の巻き返しに向けて即戦力助っ人を探す一方で、
丁のような若手外国人を長期的な視野で育成しながら独自ルートを築いていく考えだ。
提携を結ぶリヨンとも積極的に情報交換を行いながら、戦力の充実を図る。
2009/01/13[OHP]2009年度、新加入選手決定のお知らせ(PC)
2009年度の新加入選手として、2008年U-19韓国代表のDF丁東好(ジョン ドンホ)選手の
加入が決まりましたのでお知らせ致します。
丁東好(ジョン ドンホ:JEONG Dong‐Ho)
ポジション:DF
出身/生年月日:韓国/1990年3月7日
身長/体重:175cm/67kg
出身校:韓国・釜慶高校(Boo-Kyung High School)
代表歴:2008年U-19韓国代表
特徴:
*「豊富な運動量とアグレッシブなプレーでの右サイド突破を得意とする将来性豊かなサイドアタッカー」
[スポニチ]横浜がU―19韓国代表DFを獲得(PC)
J1横浜13日、U―19韓国代表のDF丁東好
(ジョン・ドンホ=18)が新加入することが決まったと発表した。
丁は身長1メートル、体重67キロで、
豊富な運動量とアグレッシブなプレーで右サイドの突破を
得意とする将来性豊かなサイドアタッカー。
キム・クンファンの獲得に続く、韓国の若手選手の入団報道。
ちょっと調べてみた。
[韓国のスポーツ事業]Kリーグのドラフト制度をスルーする有望選手たち
韓国のドラフト制度は弊害が多いみたいで、有望な選手ほど海外に出て行ってしまう。
パク・チソンに習う韓国人の若手選手が増えるかもしれない。
そのドラフト制度の弊害を書いた記事を下に載せてみる。
−大学有望選手、Kリーグ回避現象
大学の舞台で活躍している有望選手たちがKリーグを回避する現象が起こっている。
一番の大きな原因は昨年から施行されたドラフト制度。
ドラフトにより、チームを選択することができなくなり、年俸面でも損をする、
と判断した大学有望選手たちはドラフトへの参加をさけ、他の方法を模索しているという。
実際に最大有力選手といわれている、金信泳(漢陽大)と韓勝鉉(高麗大)はKリーグ以外の道を模索している、
現在金信泳(漢陽大)は日本行きが進んでいる状態だと言われており、韓勝鉉(高麗大)もまた
日本またはナショナルリーグ行きを考えているという。
有望選手を多く抱える崇実大の場合も、数人の選手たちが日本行きなど
いくつかの代案を模索していると伝えられている。
これに対し崇実大のユンソンヒョ監督は
「選手たち本人が望むチームに行くことができないし、
待遇も良くないことから、他の道があればそちらに行きたいという。
プロチームから注目されている選手が多くいるが、選手たちの立場では、
現システムで1位指名されたとしても、条件が良くないため、
海外に出ることを希望しているようだ」と説明する。
大学の選手たちを多く抱える、エージェントユンギヨン氏も同様の話をしている。
「自由契約制では選手たちが望むチームを選ぶことができ、
また学校支援金や本人にもオプションがつくなどよりよい条件で契約することができたが、
これがなくなってしまうことからKリーグ行きを避けるようになった。
結局選手たちが海外進出を模索し、それも駄目ならナショナルリーグの尾浦造船や
国民銀行など財政的に余裕のあるチームに行くことを考えているようだ。」
すなわち、日本など海外進出が駄目な場合、ドラフトで3年間望まないチームでプレーすること
(ドラフトで入団した場合、3年後FA資格を得ることができる)より
ナショナルリーグのチームと短期契約を結び、状況を見守ろうというのが選手たちの意図のようだ。
特に尾浦造船や国民銀行などは財政的にしっかりしており、
今後Kリーグへ昇格する可能性も高いことから、有望選手たちが考えるオプションの一つと認識されている。
ドラフトによってKリーグから心が離れてしまった大学有望選手たちを
また振り向かせることができる妙案が必要だ。(抜粋)
[Yahoo!ニュース/YONHAP NEWS]Jリーグ「アジア枠」で国内有望選手流出の懸念(PC)
【ソウル27日聯合】日本のプロサッカーリーグ、Jリーグが来年から
球団の外国籍選手登録とは別途にアジアサッカー連盟(AFC)加盟国・
地域の選手登録枠(アジア枠)を設けることを承認した。
これを受け、国内Kリーグにも少なくない影響が予想される。
国内スタープレーヤーはもちろん若手有望株にとっても日本進出の機会が増え
「脱・Kリーグ」減少が加速化するとの懸念が持ちあがっている。
Kリーグは1988年から2001年までドラフト制度を施行、
2002年からは自由契約制度に変更したが、球団の経営改善などを理由に
2006年にドラフト制度を再導入した。
以来、高校・大学の選手らがドラフトに参加せずJリーグ進出を打診するケースが増えている。
ドラフト制度では契約期間3年、年俸は 1位5000万ウォン(約500万円)から
ドラフト外指名1200万ウォンまで順位別に上限が定められている。
このためアマチュア選手らと球団は職業選択の自由を侵害するとしてドラフト制度の復活に反対していた。
2006年にはユース代表出身のカン・ヒョとキム・テヨンがヴィッセル神戸に、
チョン・ウジンがサンフレッチェ広島に入団した。
昨年はU−20出身のペ・スンジンが横浜FCに入団(ことしJ2ザスパ草津に移籍)、
パク・ジョンジン(ジェフユナイテッド市原・千葉)やキム・ドンソプ(清水エスパルス)ら
期待の選手が相次ぎ日本に活動の場を移した。
ことしは今月22日に北京五輪に出場したキム・グンファンが
横浜F・マリノスと入団契約を交わした。
成功が保障されるわけではないが、
まずはドラフトを避けようという計算が選手らを日本に送り出している。
Kリーグのドラフトに参加せず海外進出した選手が進出から
5年以内に国内プロに入団する際には改めてドラフトを受ける必要があるが、
5年が経過すればフリー移籍でKリーグに戻ることができる。